地平線

先輩から教えてもらったこのMetallicaソ連でのLiveがヤバい。

なんということか、人が地平線までいて果てが見えない。

ヘリが飛んでて、軍隊が観客に乱入してる。



調べたところによると、入場者数は計測不可能だがたぶん150万人だそう。

当時社会主義で真っ赤っかのソ連で行われたでかいフェスで

入場者があふれてゲートが壊れ無法状態になって人が増えまくったらしい。


そしてなんとこの3ヶ月後にソ連崩壊!!


その年、1991年にソ連解体ムードが高まりまくってたとはいえ

これも民衆にとっちゃ引き金とまでは行かなくても、

起爆剤的なものにはなったんじゃないかと思わせますね。

所々にアメリカ国旗が振られているのは

ソ連の若者の、アメリカバッチこい!大好き!的な意味でしょうか。

愛を感じます。


この力が少なくとも当時のMetallicaの音楽にはあったということです。

そしてその力が一個国をぶっ壊して新しいものを作った

ってのは言い過ぎかな?


逆を言えば、この力が有れば、このくらいの人を動かすものがあれば

動くんですね。世界が。