Air Jam 2011

「大げさじゃなくて、俺ら日本のために復活したんだよ?」

書きたい事が山ほど有るけど

とりあえず感動したよね。当たり前だけど。


当日は撮影禁止で上の写真は開場前。

素晴らしい晴天。ただ、くそほど暑かった。

いろいろ思い出したなぁ。


私が中学生の頃、いろんな刺激があった中で

仲のいい友達で兄貴がバンドマンのヤツがいた。

彼の家は当時団地で、彼の兄貴はXのコピーバンドをやってて

ベースが恐ろしくうまかった。



俺にとって新しくてカッコいい情報はそこからやってきた。

そこで兄貴が帰ってくる前にこっそりハイスタとXのCDをMDに焼いて

その間北斗の拳を読んだりして遊んでた。

その兄貴を観に初めてタバコ臭いライブハウスにも行った。

友達の兄貴はいろんなバンドのビデオも持ってて

それにはスケボーしてる短パンのカッコいい人たちが映ってた。

なんとなく、短パン、Tシャツ、レスポールがパンクなんだなと思った。

今思えば俺のルーツなんかはそこにたくさんある。



MD聞きながら手に入れたばかりのアコギで練習して

そしたら親父がGrecoのストラトもらってきてくれて

とにかく朝から晩まで弾きまくった。

テスト勉強もXとハイスタ聞きながら徹夜してやった。

そしたらいとこもハイスタ聞いてた。

いとこも兄貴から教えてもらって聞いてた。

ビデオを持っててうらやましかった。

スカパーかなんかのAir Jamの録画だった。

じわじわ俺らの世代みんながハイスタを聞き始めていた。



当時お金なんて持ってなかったけど、お盆に親戚からお金もらって

帰りにジャスコでハイスタのCD買おうと思ったら

MDで持ってたANGRY FIST以外にもCDが何枚か出てた。

でも1枚しか買えない。金がないから。

(ちなみにXはCDよりもバンドスコアの方が欲しかったので買わず)

したらMaking the roadが20曲入りだったから、曲数でそれを買った。

それからずっとMaking the roadばかり聞いた。

昼休みは友達と音楽室行ってコンポでいろいろ大音量で聞いて過ごした。

そのCDだけはたくさんの友達が貸して貸してとうるさかった。

Stay Goldのイントロは難しかった。何度コピーしても違う感じだった。

ドラムは早くて早くて、どうしたらこんなのたたけるんだろうと思った。

でもハイスタのスコアは見なかった。友達が持ってたけど見なかった。

なんか、見なくてよくね?と思った気がする。

No heroesとMaking the road bluesが好きだった。リフがカッコ良かった。

CDは女子に借りパクされた。(未だに返ってきていない。)



高校で俺はXのコピーバンドを組んだ。

でも少し垢抜けたイケてる奴らはBRAHMAN175Rコピーバンドを組んでた。

正直彼らはカッコ良かったし面白い人たちだった。

女子からもかなりモテてた。おれも好きだった。

俺はXのコピバンだったけど、その頃は聖飢魔ⅡOzzy OsbourneMetallicaNirvanaGoing Steady、MAD CAPSULE MARKETSとかいろいろ聞くようになっていた。

でも高校2年のとき、野球部の後輩と組んだThe Waybarkという初めて自分で組んだバンドの1曲目で

Turning Backをやった。でもそのライブで私は脱退した。


あーこれは自分のバンド履歴じゃないか、脱線じゃないか



要はHi-STANDARDが大好きで

今回ほんと幸運にもチケットがとれて

見れて一緒に歌えて開場でもみくちゃになって


とても嬉しかったということです。

泣いたね。難波が指差した夜空を見たら俺は泣いてたね。

「天国の仲間もいるよ」って指差して、あのイントロ。



とりあえずBRAHMANもトシロウのMCすげー良かったしホルモンもクソ笑ったけど

ハイスタありがとう、ということです。


このチケットが当たった事、あの場にいられた事に何か強い意味があってほしいとふと思ったりしたがそうじゃないな

これからの自分の行動に強い意味を持たせるよう頑張んなきゃってことだな

それに選ばれたってことにして

わたしはバンドやります。